大口投機家らはボラティリティ市場で、米国株の上昇予想を過去最高水準まで高めている。
9日の米国債相場は上昇。10年債利回りは今月に入って最も大幅な低下となった。3年債入札への需要が年初来で最も高かったことが買いを誘った。 米国債は3年債入札(発行額240億ドル)後に上げ幅を拡大した。最高落札利回りは 0.85%と、入札前取引の水準を下回った。投資家の需要を測る応札倍率は2.98倍。3年債入札としては昨年12月以来の高水準となった。海外の中央銀行や投資信託を含む間接入札者の落札全体に占める割合は5月以降で最高を記録した。
主要株価指数
為替レート
国債
海外ニュース
中国共産党指導部は現在、海辺の避暑地である河北省・北戴河に集い、年次の秘密会議を開いているとみられる。
国内ニュース
9日の東京株式相場は続伸。原油市況の反発を受けた鉱業、商社など資源株、情報・通信や食料品、医薬品、水産といった内需株と幅広い業種が高い。為替の落ち着き、株価下落時の日本銀行による上場投資信託(ETF)買いで下値不安が後退しており、午後の取引で強含んだ。
政治・政策
米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏は9日、前日に詳細を示した大規模減税案に伴う税収減を補う方法について問われ、連邦予算1ドル当たり1セントを削減するという「ペニープラン」に再度言及した。あるアドバイザーの見積もりでは、トランプ氏の減税案の規模はおよそ2兆ドル(約204兆円)に上る。
経済指標
米労働生産性は4-6月(第2四半期)に予想外に低下し、3四半期連続のマイナスとなった。